J-BOX BIO MISSIONを発売して以来、その使い心地の良さ、現場のオペレーションに配慮した設計、しっかりした作りなど、ワクチン接種現場で高く評価され、現時点では、北海道、埼玉県、東京都、千葉県、大阪府、福岡県、鹿児島県などの自治体に採用されています。
今回、J-BOX BIO MISSIONを製造している工場に潜入し、みなさんと、J-BOX BIO MISSIONが評価されている理由を探りたいと思います。
今回の製造工場が、日本国内ではなく、あの隣の国、「製造工場」とも言われている中国の工場で製造されています。製造管理が全て日本基準で実施されている日中合弁会社の保冷ボックス専業工場です。
そう、J-BOX BIO MISSIONは、デザインは日本、製造は中国で日中連携しながら、日本のワクチン接種現場を支えています。
では、いよいよ工場に迫りましょう!!
まず、縫製ルームです。縫製工程は、全てクリーンルームで行われています。
縫製ルームに入るには、入室基準を満たしたスタッフのみ許可されます。
作業服の装着流れ:帽子→服→靴(写真による説明で、わかりやすいですよね)
スタッフ服の色分け:
グレー:生産スタッフ
ピンク:品質スタッフ
黄色い:技術スタッフ
ホワイト:来客用
帽子のほか、靴にもカバーをつけてます。
素材、仕上げの製品、きちんと整理整頓されています。日本並みの品質管理です。
次は、テストルームを探険しましょう。
保冷ボックスにとって、一番重要なのは「恒温の維持能力」です、今回ファイザーワクチンの場合は、冷蔵運輸は2-8度を12時間、冷凍は-15度以下を12時間、最低限な要求なので、テスト工程では現場のさまざまな利用シーンを想定して、厳密に行います。保冷ボックス工場の心臓とも言われるテストルーム、今回だけ特別に公開させていただきます。
温度維持試験設備
J-BOX BIO MISSIONの試験が行われています。
その他、中国の大手医薬品企業、コールドチェーン企業向けの保冷ボックスも製造されています。
これは、どんなテストを行われているでしょうか?答えは、剥離テストです。(堅牢度テストの一つ)
こちらは、別のテストです。
さまざまなテスト設備です。ワクチンは、人の命にも関係してくるため、最善を尽くして品質を最優先に考える必要があります。
いよいよ出荷し、日本へ。
一つの J-BOX BIO MISSIONには、
インナーバッグ2個、バイアルホルダー2個、保冷剤4枚をデフォルトとして、付いています。現場のオペレーションでは、インナーバッグとバイアルホルダーが足りないの間違いないと判断し、最初から2セットを付属しています。
製品ページ:
https://wish2020.jp/collections/j-box-bio-mission
コンテナで日本へ。
中国工場での製造工程が以上で終わりました。
それだけだと不安な要素もあります、日本でも検品を行っています。付属品の欠品があるかどうか、運輸過程での保冷剤の漏れがあるかどうかなどのチェックをしてから各自治体に出荷します。こういった厳格かつ厳密な製造・テスト・検品工程で製造された「J-BOX BIO MISSION」は、今のところ、クレームや返品率は「0」に達成!!
関東の自治体に出荷します。
いかがでしたか?
J-BOX BIO MISSIONが、評価されている理由、お分かりいただけたでしょうか?
では、次回は開発に至った経緯、みなさんに紹介します。