こんにちは。
J-BOX オフィシャルストアです。
今年に入ってからよく耳に入った単語は「ワクチン」のほかに、「コールドチェーン」ではないでしょうか?ワクチンの輸送や配送に欠かせないものです。コールドチェーンは英語そのままカタカナにした単語で、日本語でいうと「低温物流」になります。では「低温物流」は通常の物流とどのように違うのか?みてみましょう。
実は、皆様の食卓によく登場する冷凍食品や生鮮食品、産地から消費地(食卓)まで一貫して低温の状態を保ったまま流通させなければなりません。そうでないと、腐ったり、壊れたりになってしまいます。食べれなくなるため、生鮮食品や冷凍食品などを、生産地から消費地まで一貫して低温の状態を保ったまま流通させる仕組みは「コールドチェーン(低温物流体系)」と呼ばれている。
低温物流は、チルド食品、冷凍食品、生鮮品などの食品が主な運搬物となっており、保管・配送において倉庫施設、車両搭載コンテナなどの設備において特殊仕様が必要となる。
冷凍食品や中食の普及もあり、20℃以下の食品をはじめとする3温度帯(冷凍、冷蔵、定温)による物流を総称して「低温物流」と呼ぶようになった。
上記の図には、食品しか書いていないが、実は、医薬品の輸送にも低温による物流が求められている。低温保持のほか、振動防止や遮光性などの特別仕様が要求されることが多い。食品のコールドチェーンよりも医薬品のコールドチェーンの方が遥かに厳しい。
冷凍食品・生鮮食品に、ワクチン、医薬品、検体など、我々の暮らしの中において、コールドチェーンがもはや欠かせない存在になりつつ、日本だけではなく、アジア諸国、特に14億人口を持つ中国、その消費量に応じたコールドチェーン網を構築しなければならない。上記ことを踏まえ、今後、ワクチンの3回目接種も想定される中、当社、低温輸送容器「J-BOX EXPERT」を発売することになった。
低温物流のイメージ及び「J-BOX EXPERT」の活用シーン、下図にまとめた。
「J-BOX EXPERT」は、当社が開発したワクチン用保冷ボックス「J-BOX BIO MISSION」をベースに、マイナーチェージにした汎用型の保冷ボックスになる。
医薬品、食品のほか、別売りのインナーバッグ及びバイアルホルダーを使えば、ワクチンの輸送にも使用可能になる。非常に優れた低温保冷ボックス、その設計は、日本にいる当社だが、製造は中国の工場で行われている、日中合弁企業の工場で、品質管理、衛生管理は徹底的に行っているため、取引先に評価され、中国鉄道、北京冬季オリンピックに保冷ボックスの製造業者として指定されている。
では、工場の風景は、こちら。
「J-BOX EXPERT」の商品ページ:
https://wish2020.jp/collections/expert
ここでは、特別公開します。関東某自治体のワクチン配送に採用されている「J-BOX BIO MISSION」の使用シーン。
では、良いお週末を!!