こんにちは。
みなさま、週末は如何過ごされましたでしょうか?
今週末は、一番関心していたのは、中国北京だ。新型コロナウィスルを封じ込めに成功していたと思われた中国北京で、6月11日から6月13日の間に57人の新規感染者が確認された。クラスターが発生したとみられる農水産品市場は封鎖され、周辺の11の団地の出入りも禁じられた。
北京市は「今後も感染が相次ぐ恐れがある」として、卸売市場や周辺の住宅などを封鎖し、団体旅行で北京市を往来することを禁じると発表したほか、住民に不要不急の北京訪問を控えるよう呼びかけた。また、北京に滞在歴のある人に対し、14日間の隔離を実施する場所も出てきており、まるで2月の武漢に巻き戻された光景だと、住民らは戸惑っている。
現時点では、わかったことは、
①クラスターが発生した卸売市場では、サーモンを扱うまな板からウイルスが検出された。
②検出されたウィルスは中国型ではなく、変異後のヨーロッパ型だ。
また、ウイルスがまな板に付着していたのか、サーモンが媒介したのかは不明。消費者の不安を抑えようと、サーモンの提供を取りやめるスーパーや日本料理店が相次いでいる
武漢(華中エリア)では1ヶ月ぶり、北京(華北エリア)で2ヶ月ぶり、吉林と瀋陽(東北エリア)でも確認され、それに昨日の東京では47人の新規感染者が確認され、すでに第2波が始まっているとの見方も出ている。約100前の1918年の春に猛威を振るったスペイン風邪(スペインインフルエンザ)は2年の間に3回の波があり、第2波では多くの死者を出した。当時の感染者は最終的に5億人を記録し、世界人口の約3分の1が感染したといわれている。今回の新型コロナは、高温多湿に強くないため、夏場には活動が弱まるという見方もあるが、完全になくなるわけではない。秋以降も引き続き注意が必要だ。
人類は、もはや新型コロナウィスルと共存していくという選択肢しかないように思う。そのためには、ウィルスが弱まっている現在、第2波、第3波に備え、長期的な戦いに備えて行くことが必要だろう。
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